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2022/05/20 お客様インタビュー

ウィル行政書士法人 代表 松下淳一 様

「会えなくてもコミュニケーションの機会は増えています!」

大阪で建設業許可の取得を専門としているウィル行政書士法人、その代表である松下淳一様に社長通信作成代行サービスに申し込まれたきっかけや、実際に社長通信を発行されてみての感想などを取材いたしました。(取材・文:社長通信で売り上げアップ株式会社 代表取締役 蒲池崇)

社長通信作成代行サービスのことをどこで知りましたか?

もともと蒲池さんのことも、蒲池さんが社長通信の作成代行をやっていることも存じ上げていました。その上で、ご連絡を差し上げたのは、会社としてちょうど何かしようと思っていたタイミングで、栢野克己さんの書籍『小さな会社 ランチェスター式「儲ける戦略」』を読んで、その中で蒲池さんが紹介されているのを見て、タイミングも合ってという経緯があります。

ランチェスター戦略については以前から学ばれていたのですか?

もう10何年前になりますが、独立をして経営者になるタイミングで経営の勉強をしようと思いました。ただ、ありきたりな経営論というのは大企業向けのものばかりで、そういった経営戦略の本を読んでも全然しっくりきませんでした。そんな中で、いろいろ調べていたところ、ランチェスター戦略というものがあると知って、それが弱者の戦略であり、個人事業主にとって一番しっくりきました。

私の両親も個人事業主で商売をしているのですが、別にランチェスター戦略を学んだわけではないと思うのですが、それでも両親がやっている商売の仕方は、ランチェスター戦略に沿っているなというのがイメージできまして、この栢野さんの『小さな会社 ランチェスター式「儲ける戦略」』以外にもいろいろ読んで、それこそランチェスターの元祖である竹田陽一さんの本を読んだり教材を買ったりして10年前から勉強は続けてきました。

今回、どうして社長通信作成代行サービスにお問い合わせをしてくださったのですか?

まず、ニュースレターをやりたいという気持ちが独立した当初からありました。それこそ、うちの両親も自作のニュースレターをもう20年、30年と月1回の発行で続けていて、ただ、独立した当初は、まだお客様もいなかったので、そもそも送り先がないなと思いました。また、その当時、ちょうどブログが流行りだしたタイミングということもあって、今は新規のお客様の獲得が大事だと思い、ブログをコツコツと書いていました。

なので、お付き合いいただいたお客様にニュースレターをではなくて、とにかくブログを読んでもらおうと、そのブログにアクセスしてもらいやすいように、名刺にブログのことを書いたりいろいろしていました。ただ、そんなブログも、いつの頃からか止まってしまい、今も残ってはいますが、年に1回更新するかしないかの状態になっています。

そして、現在の形のウィルグループとして動き出したのが3、4年前だと思いますが、行政書士法人としては、新規のお客様を積極的にというよりも、既存のお客様に手厚いサービスをという方向に舵を切ることになりました。既存のお客様の継続であったり、ご紹介をいただけるようにという方向へのシフトです。

また、グループで動くようになってから、私自身、やらないといけないことが増えてしまって、動ける範囲も狭くなって、お客様との接点がそれまでが10だとすると、5くらいに減ってしまっていました。

ランチェスター戦略の接近戦の考え方ではありませんが、私自身、お客様の近くでというのが考えのベースとしてあるので、お客様のところにはスタッフに行ってもらうのですが、あくまで従業員なので、そこに私の社長通信が届けば、お客様ケアにも繋がるかなと思い、それで問い合わせをしました。

社長通信やニュースレターについて、これを自分で書こうとは思いませんでしたか?

思いませんでした。それはもうブログをやっていて思ったのですが、自分のことを自分で書こうとすると、基本的に自己満足の内容になってしまうので、それは避けたいなと思っていました。また、自分のキャラを書くときに、どこまで書いていいものなのかと悩みながら書くことになるので、正直、こんなこと書いていいのかな?となっても判断がつかないので、客観的な評価、第三者の目がほしいと、だから自分で書こうとは思いませんでしたし、何より自分一人でやったらネタに困ると思っていました。

社長通信作成代行サービスをご依頼いただくタイミングで、蒲池に依頼するのではなくて、文章を書くことが仕事のライターさんなどにお願いしようとは思いませんでしたか?

選択肢としてなかったわけではないのですが、ただ、この世界にプロというのがあるのかわかりませんが、少なくても蒲池さんはこれ一本でビジネスをされて、相当な数もこなされている方なので、そういう方に任せる方が私は価値があると思っていました。

また、私自身が経営者でお客様も経営者なので、一般的なライターさんよりは、普段からいろんな経営者の方と接している蒲池さんの方がいいなと思っていました。変な話になりますが、蒲池さんのところにもし従業員さんがいらっしゃったとして、その従業員さんにスキルがあったとしても、やっぱり経営者の気持ちは経営者しかわからないと思いますし、言葉にできないニュアンスと言いますか、そういったことを考えても経営者である蒲池さんがいいなと思いました。

社長通信作成代行のための毎月の電話インタビューについてはどのような感想をお持ちですか?

そのタイミングでこの1ヶ月何があったかなと振り返るのですが、仕事で数字の振り返りは必ずしますが、自分が何を思ったのかとか、何を感じたのかということの振り返りはなかなかする機会がないので、そういうところは自分のためになっていると思います。

あと、蒲池さんはいろいろ教えてくれるというか、例えば「最近、こんな本を読みましてね」と本を紹介してくれることもあるじゃないですか。私自身、本を読むのが好きでとても参考になっています。あと、「最近、とあるクライアントさんでこういう話がありましてね」と、いろんな業種の社長の声が聞けるというのも参考になります。

それから、インタビューも2時間も3時間も拘束されるわけではなくて、とてもコンパクトに30分もかからない時間で私がしゃべったことで蒲池さんが社長通信としてまとめてくれて、もちろん、インタビューの日は、ネタをどうしようかとなりますが、ネタがない中でも、適当にしゃべっているのを蒲池さんがきれいにまとめてくれて、そこがたぶん技術なのだと思いますが、私はとても気に入っています。

完成した社長通信はどのように活用されていますか?

まず、既存のお客様にメルマガのような形で配信しています。あとはお客様のところに納品書や請求書、その他書類をお送りすることがありますが、そこには必ず同封するようにしたり、それから、お客様と会ったときに、「実はこういうの始めたんです」と言って手渡ししたり、お客様以外にも取引先と言いますか、私たちでいうと関連士業、税理士さんや司法書士さんにもお送りしています。

社長通信をスタートして1年が経過しましたが、社長通信を出していてどんな良いことがありましたか?

正直なところ、こういったものの効果測定というのは難しいと思っています。ただ、私なりに手応えと言いますか、仕事に役立っているというのは実感しています。

まず、私が思っていた以上にいろんな方が読んでくださっていて、お客様にしても関連士業の方にしても直接会ったときに、私の社長通信に書いてある話題で話を振ってくださるので、コミュニケーションはすごく取りやすくなりました。

あとはメルマガの形でも社長通信を送って、そこに感想大歓迎ですと書いてあるのもありますが、けっこういろんなお客様が感想を送ってくださるのです。同年代の方からは「私はこうしようと思います」とか、大先輩の方だったら「ぼくも昔そういう経験したよ」とわざわざメールを送ってくださるので、会っていなくても確実にコミュニケーションの機会が増えていて、お客様にも私のことを身近に感じていただけているかなと思います。

仲の良いお知り合いの社長が社長通信作成代行サービスに申し込もうか悩んでいたらどのようなアドバイスをされますか?

まずは、それをしたいと思う目的を聞くと思います。私の場合はこういった社長通信、ニュースレターというツールは、お客様に忘れられないためにコンタクトを取り続ける手法という位置づけです。もちろん、違う利用の仕方もあると思いますが、目的を聞いてそれに合致しているのであれば、蒲池さんにお願いしたらいいと思うよと伝えます。

ウィル行政書士法人様|https://oosaka-kyoka.jp/